『ウエスト・サイド・ストーリー』観劇しました。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season1です。
見に行ったのはこちら↓
https://www.tbs.co.jp/stagearound/wss360_1/
たまたま広告を目にしまして、宮野真守さんが出るんだ~と気になり、チケットを探してみたのでした。そしたらチケットぴあで「残りわずか」となっており、
「チケット取れる・・・、本物の宮野さんが見られる・・・?」
と思い立ち、チケットを取りました。
すっごいファンというわけではありませんが、宮野さんの人気上昇に伴い、フジテレビの歌番組にも出演するなど私の目に自然と入っていらしたので(日本語変ですか?)、だんだん気になってきたのです。
以下感想。
会場の造りもおもしろかったので、会場がどんなのだったかも書きます。
1.会場:IHIステージアラウンド東京
https://www.tbs.co.jp/stagearound/theater/
豊洲らへんにあり、2020年10月まで期間限定設置の劇場のようです。
客席が円形の盤上に並べられており(向いてる方向は全部同じ)、この円形客席を囲むように舞台があり、セットが組まれています。舞台と客席の間にはスクリーンがあり、スクリーンが開くとセットが見える、という感じです。スクリーンは客席正面で割れており、開くときは両脇にはけていきます。
円形の客席が回転することにより、見える舞台の位置が変わります。
この構造の利点は舞台上のセットを場面転換ごとにいちいち変える必要がなく、客席を回転すれば見せたい場面のセットを正面にできるというところです。
客席が回転するので、動きは激しくないものの人によっては酔います。
またスクリーンを全開にして舞台を見せたり、スクリーンを少し閉めて舞台を少しだけ見せたり、映像と舞台セットを効果的に使っていました。
私の語彙力ではこの説明が限界です。ごめんなさい( ;∀;)
客席の勾配ですが、勾配はあまりありません。身長150cmの私で、前の人の頭が舞台下側にかかる感じですが、前列の2人席の間から見える配置なので、基本的には見えるかなと。
ただ、私が行ったときは前列の人が乗り出して見ていたので、舞台中心が見えない時がありました。
もっと席に勾配があるか、自分の身長が高ければよかったです。
2.ミュージカルそのもの
あらすじ
シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得て、敵対するグループの一員と恋に落ちてしまった若者の淡く切ない恋を描いた作品。 舞台は、1950年のニューヨーク、マンハッタンのウエストサイド。セントラルパークを挟んで、イーストサイドが高級住宅街で、ウエストサイドには多くの移民が住んでいた時代の物語。
1950 年代のニューヨークは、世界中から多くの移民が夢と富を求めて集まってきた時代だった。最初はヨーロッパから来た白人の移民、そして、後からはカリブ海諸国からのヒスパニック系移民。彼らはそれぞれグループを作り、お互いに敵対し合う。しかし、ヨーロッパ系移民のトニーと、ヒスパニック系移民のマリアは偶然出会い、激しい恋に落ちてしまう。許されない愛は多くの人を巻き込み、悲劇の連鎖を生む。
シェイクスピアとは違う、この作品ならではのエンディングには、どんなに絶望しても立ち上がる若者の姿が描かれ、観る人に大きな感動を与える。
チケットぴあ(https://t.pia.jp/pia/events/wss360/)より引用。
ということで、どういう展開かはわかりながら見てました。
展開はわかっていたのですが、トニー役の宮野さんが憎悪をむき出しにしたり、悲しみに暮れたりするシーンは、展開がわかってはいても、こちらも表情がゆがんでしまいました。
宮野さんは観客を引き込む力があるな~と思いました。あと、声量があって歌の聴きごたえありました~。
それから、宮野さんは背が高いですね!舞台映えしますね。
トニー(宮野さん)が落ち込んで椅子に座って、観客にしばらく背中を向けるシーンがあったのですが、背中に哀愁が漂いまくっててよかったです。背中でも演技できるものなんですねぇ。
ダンスはバレエっぽくて、ヤンキーたちの喧嘩シーンが上品で華麗でした。
楽しかった!
1つ驚いたのが、キスシーンがめっちゃ多い。オペラグラスで一生懸命俳優さんたちを見ていたので、キスシーンがよく見える。照れてしまって、キスシーンになったらオペラグラスで見るのやめました(笑)
3.すごいと思ったこと
どんなことにも言えることですが。
ミュージカル上演期間中、おそらく俳優さんたちは毎日稽古するし、本番も毎回同じ演技をしてるのがすごいなって。
私だったら飽きる。1日で飽きる。
何かを成すには「続ける力」が重要ですよね~。
なので「努力=続ける力」であり、「持って生まれた能力的なもの<<<<<<<続ける力」なんだなぁと改めて思いました。
そして「続ける力」を同じ量だけ発揮した人たちの中で初めて「運」や「生まれ持った能力」が重要になってくるのかな~。
なんてことをよく考えます。
自分には「続ける力」を発揮できるものが今のところないので、想像でしかありませんが。
以上、突然の観劇レポ&哲学でした。
観劇楽しいのですが、前の席の人が背が高いと舞台が見えないことが多いので、そんなに頻繁にはいきません。
身長ほしい。